国会議員の公式アプリから学ぶ情報を届けることの難しさ

アプリクッキングでは、日々いろんなアプリ活用に関する情報収集をしています。

先日Twitterでおもしろいアプリの活用事例を見つけたのでご紹介させていただきます。

今回ご紹介するアプリは、「国会議員アプリ」です。

選挙の時に存在感を発揮するイメージが強い国会議員の先生たちですが、普段どのような活動をしているのか正直分かりません。

国会議員の公式アプリについて調べてみると何人か公式アプリをリリースしていたので、実際にダウンロードしてみました。

国会議員のアプリをダウンロードしてみた

この機会に、国会議員の先生がどのような活動をしていて、どのように支援者のかたとつながっているのかしっかり学びたいと思います。

今回ダウンロードしたのは以下4つの公式アプリ。

①衆議院議員、逢坂誠二氏の公式アプリ

衆議院議員、逢坂誠二氏の公式アプリ。

逢坂誠二氏からのメッセージや「徒然日記」という日記、SNSなどのコンテンツが一つのアプリにまとまっていました。

②よしふみ君NEWS

「がまだせ!くまもと」のスローガンを掲げている参議院議員、松村祥史氏の最新情報を発信するアプリです。

「よしふみ君NEWS」というアプリ名からも親しみやすい印象を受けました。

③猪口邦子参議院議員 公式アプリ

参議院議員、猪口邦子氏の公式アプリ。アプリアイコンにインパクトがあります。

ニュースや書籍情報、Twitter、Facebookなどの情報がまとまっており、新着情報も受け取れるアプリです。

④わしおアプリ

衆議院議員、わしお英一郎氏の公式アプリ。

ホームページ、Facebook、ブログなどの情報がまとまっており、最新のイベント情報を確認できます。

国会議員アプリは情報をまとめるツールとして活用

まず、今回4人のアプリをダウンロードして気付いたことは、どの先生も「情報をまとめるツール」としてアプリを使用しているということです。

アプリ内のコンテンツを詳しく見ると、どの先生もSNSやブログによる情報発信をまめに行なっており、いろんな媒体を活用して自分の考えなどを発信していました。

アメリカのトランプ大統領や小池百合子都知事(2017年12月15日現在)がTwitterを活用して自身の活動や考えなどを発信しているように、今の時代、政治家がSNSやホームページなどのWEB媒体を使って情報発信を行なうことは普通になってきています。

以下のデータを見ても分かるように、ほとんどの議員がWEB媒体を活用しており、複数の媒体を活用している人も少なくないようです。

2016年7月10日に行われた第24回参議院選挙 当選者のネット選挙ツール利用状況

出典:勝つ政治家.com

公式アプリでは、自身が利用している複数の媒体を一本化し、情報が整理されていました。

この「情報が整理されていること」で、支援者のかたなどがわざわざ「検索」をしたり、SNSフィードで先生の投稿を「探す」必要がなくなります。

先生の情報が知りたい人の立場に立って考えると、とても便利なツールだと感じました。

「宝の持ち腐れ」を感じたアプリの運用

4人の議員アプリをダウンロードして早2週間。

たしかに情報が整理されていて便利ですし、毎日アイコンを無意識に見ていることで気付いたら4人の名前を覚えていました。

ただ、ダウンロードした日以外、4人のうち3人のアプリは開くことがありませんでした。唯一開いたアプリは「よしふみ君NEWS」だけ。

なぜかというと、「よしふみ君」からは定期的に活動報告のプッシュ通知が送られてきたからです。

「よしふみ君」から送られてきたプッシュ通知のおかげで、参議院議員の松村祥史氏が普段どのような活動をしているのか、地域のために毎日「がまだしている」ことが伝わってきて、自然と応援したい気持ちになりました。

「がまだす」:熊本の方言で「頑張る」という意味

逆に、「よしふみ君」以外のアプリはプッシュ通知をほとんど活用されていなかったので、正直「もったいない」と感じました。

 

アプリのプッシュ通知は思いやりのある情報発信

プッシュ通知を活用すれば、従来の「情報を見てもらうのを待つ」スタイルから、「こちらから情報を届ける」ことができるようになり、より丁寧な情報発信が可能になります。

最近は高齢者のかたもスマートフォンを使いこなすようになってきているため、議員さんの情報をスマートフォンでチェックしたいと思っている高齢者のかたも多いでしょう。しかし、SNSまで使いこなしている高齢者のかたはまだまだ少ないのが現状です。

若者の場合は、少し興味があったとしてもSNSアカウントをフォローするにはハードルが高いですし、フォローしたとしても若者のフィードは友達の投稿で埋め尽くされています。

そう考えたときに、少しでも興味を持ってくれた人に対して自分の考えや活動をしっかり伝えるためにも、アプリのプッシュ通知を効果的に使う必要があると感じました。

「こちらから情報をお届けすること」こそ、思いやりのある情報発信だと思います。

まとめ

今回議員アプリをダウンロードしてみて、「情報を届ける難しさ」と「プッシュ通知の重要性」を再認識しました。

そこまで関心が高くないアプリは、ダウンロードをしてもなかなか開く機会がありません。

ただ、「よしふみ君NEWS」のように丁寧に情報を届けてくれると、最初はあまり関心が高くなかったとしても、自然とアプリのことを気にかけるようになります。

関心が低かったものに関しては特に、「少し知っただけ」で一気に好感を持てるようになります。

芸能人のInstagramを見てその人のプライベートが垣間見れただけで、一気に親近感がわくのも同じことです。これは、有名人に限ったことではなく企業や個人でも同じことが言えます。

国会議員のかたに限らず、思いやりのある情報発信を実現するツールとして、アプリを効果的にご活用いただければ嬉しいです。

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