歴史上の人物が今経営者だったら何をするのか?|織田信長編

今回は織田信長に話を聞いてきました。

なぜ、あの戦国時代に織田信長は天下統一目前まで上り詰めることができたのか。

その秘訣に迫ります。そして、もし今の時代に経営者だったら何をするか?を聞いてみました。 

山下大輔
さっそくですが、なぜ信長様はあの時代に駆け上がっていくことができたのですか?

織田信長
聞きたいか?

山下大輔
はい!聞かせてください!

織田信長
いくつかの要因があるが、わしのやってたことはいたってシンプルじゃ。

山下大輔
要因ですか?

織田信長
よし今日はそのうちの一つを教えてやる。君も経営者だろ。何かのヒントにしてくれ。

山下大輔
はい、まだまだひよこ経営者ですが、宜しくお願いします。

1.「新しいことをする」

 

織田信長

よし、さっそくわしが行っていた一つのシンプルなことを教えてやる。

それは、「新しいことをする」ことだ

山下大輔
え?

織田信長
聞こえなかったのか?「新しいことをすることだ」

山下大輔
なるほど、それだけですか?

織田信長
それだけとはなんだ!もういい、誰かこいつの首をはねい! 

織田信長が行った新しいこと(1)

織田信長は新しいことをする、新しいものを使うなど、とにかく新しいもの好きでした。そんな、信長が有名になったのが1575年に長篠の戦いです。

信長はこの戦いで鉄砲3000丁を用意し、戦で本格的に使用しました。そして当時日本最強と言われた武田の騎馬隊に勝ったのです。

信長は「鉄砲を使った新しい戦い方」で戦の形を変えたのでした。

山下大輔
信長さま、先ほどは失礼いたしました。

織田信長
次は許さないからな。

山下大輔
はい。信長様が最強と言われた武田軍に勝利した長篠の戦い、あの戦いで信長様は新しい武器として「鉄砲」を使われましたよね。

 

織田信長

そうじゃ、しかしだ。鉄砲を使ったのはただ新しいものだったからというわけではないぞ。当時は弓矢が主流じゃった。

わしは鉄砲を初めて見た時に、これからは鉄砲じゃと直感で感じたのじゃ。しかし、鉄砲には弱点があった。それは撃つのに時間がかかることじゃ。だから、まだ誰も本格的に戦では使っていなかった。

そこで、わしは考えた。

まず、鉄砲を3000丁用意した。そして、三段撃ちという戦法を考えたのじゃ。

三段撃ちは、鉄砲隊が3列になり、玉を込める間に列が変わって撃つという戦法じゃ。これで時間がかかるという弱点を克服しようと考えたのじゃ。

考えるだけではいかんぞ、大事なのは実行することじゃ。わしは、実行に移し見事武田に勝利したわけじゃ。

山下大輔
「考えるだけではいけない、大事なのは実行すること」メモりました!

織田信長

武田と戦ったのには、実はもう一つ狙いがあったのじゃ。

わしは当時、まだまだ知る人ぞ知る大名じゃった、今で例えるとちょっとしたベンチャー企業みたいなものじゃ。

そこが武田を負かしたとなると、その情報は一気に広がるじゃろ。この戦が広告になるとわしは考えていたのじゃ。有名になれば人材が集まるじゃろ。

ビジネスでも同じじゃろ、大事なのは優秀な人材じゃ。

わしは、始めから家柄などにこだわらず優秀な人間をどんどん採用してきた。その一人が猿(後の豊臣秀吉)じゃ。

どうじゃ?わかったか?

物事はすべてつながっておる。目の前のことだけを見ていては本当に大事なものは見えない。

ただ鉄砲を買っただけでは意味がないのじゃ。鉄砲を使い何を行うかが大事なのじゃ。

わしは鉄砲を使った新しい戦い方で武田に勝利した。そして、わしの一番の目的は有名になることじゃった。その目的は達成されたというわけじゃ。

山下大輔
なるほどです、新しいものの本質をしっかりと理解し、点と点とをつなげるために新しいものを使うのですね、その結果目的を達成する。

織田信長

そうじゃ。ビジネスや商売も同じじゃろ?

目の前のことも重要じゃが、もっと重要なのは、先々につながることじゃ。

君らが商売でよくやってる、ポイントカードなどはそうじゃろ?その時は何もないが、ポイントカードを発行することで、結果的にリピート率を上げていくという思惑があるわけじゃろ。

わしも鉄砲という新しいものを使ったのは、もちろん勝つためでもあるがもっと先のことまで考えていたのじゃ。

山下大輔
さすが信長さまです!

織田信長
あたりまえじゃ。
 

2.新しい情報に興味を持つことが大事 

織田信長

武田に勝ったわしは、今でいう滋賀県に新たな拠点として安土城を建設した、そして新しい情報をどんどん集めた。

覚えておけ、トップは常に「新しい情報に興味を持つこと」が大事じゃ。

織田信長が行った新しいこと(2)

武田軍に勝利した信長は安土に城を建設、そして本格的に天下統一を目指していったのでした。この頃、信長は西洋にも興味を持ち南蛮品を好んでいました。外国との貿易も盛んに行いました。イエズス会が献上した、地球儀、時計、地図などにも理解を示しました。正親町天皇を招き開催した「京都御馬揃え」にはビロードのマント、西洋帽子を着用し参加しました。バナナを日本で初めて食べたのも信長と言われています。

織田信長

この頃わしは、西洋との貿易も盛んに行っていた。キリスト教の宣教師とも交流していた。

黒人を初めて見た時は本当に黒いのか確かめるために風呂に入れたわ。

そして黒人を側近に置いていたこともある。日本人でバナナを始めて食べたのもわしじゃ。

イエズス会が献上した地球儀を見て、地球が丸いことを理にかなっていると理解できたのも当時はわしくらいじゃった。

山下大輔
信長様は本当に新しいもの好きなんですね。

織田信長

新しいものは確かに好きじゃ、しかしただ好きなだけではないぞ、トップが新しいことをすれば、家来は頭を使うわけじゃ。

新しいものや趣味の世界は金がかかるが、戦にはなんにも役に立たないなどと考えてはならんぞ。新しいものを採用したり、新しいことをすれば組織は「新しいものを学ぶスキル」を身につけていく。

逆に新しいことをしないでいると、古いやりかたにしがみつくじゃろ。

そうすると武田みたいになるのじゃ。

山下大輔
信長さまは自己中心的な考えや、趣味で新しいものを買い揃えていたわけではなく、家来や組織の育成のために新しいものを買い揃えて贅沢三昧していたのですね!

織田信長
その通りじゃが、何か貴様の言い方はいちいち感に触るな。やはり首をきろうか。

山下大輔
すみません!首はかんべんしてください。もっと信長さまから教えをいただき、必ず信長さまに恩を返しますので。

織田信長
そうか、よしそれでは最後にとっておきを教えてやろう。

山下大輔
とっておきですか!

3.常識を破壊!楽市楽座で大儲け

織田信長

わしは、ただ新しい城を建設したわけではないのじゃ、天下統一のためには、資金と人材が必要じゃった。

そのためにわしは、城下町で新しい事を始めたのじゃ。それが楽市楽座じゃ。

織田信長が行った新しいこと(3)

信長は城下町で「楽市楽座」というものを行いました。楽市楽座とは既存の独占販売権を持つ商工業者(市座、問屋など)を排除して自由取引市場をつくり、座を解散させるものでした。

織田信長
わしは楽市楽座で誰もが自由に商売ができる仕組みを創ったのじゃ。その結果、わしは儲かった。

山下大輔
信長さま、顔が悪くなってます!

織田信長

そうか、それは失敬。ここだけの話じゃぞ。

楽市楽座はとんでもなく儲かったのじゃ。

わははははは

山下大輔
(悪いな、このおっさん・・・)

織田信長

すまん、思い出したらつい笑が止まらなくなってしもうたわ。話を戻そう、わしは楽市楽座で今までの常識を破壊したわけじゃ、そしてとっておきの話とはこれじゃ。

「常識を破壊する」これが大事じゃ、ビジネスでもなんでもトップはイノベーションを起こさなくてはならない

そして、それが家来や仲間を活性化させるのじゃ!活性化した結果、物事はうまくいくのじゃ。

間違ってはならんぞ、うまくいったからイノベーションを起こすのではないぞ!

うまくいってから新しい事をするのでもない、新しい事をするからうまくいくのじゃ!

わしは、楽市楽座で誰もが自由に商売ができるようにした、みんながお金を稼げるようにしたのじゃ。

その結果、経済が活性化した町には人が集まりだした。そうすれば金は自ずと集まるわけじゃ。結果的にわしはぼろ儲けできたわけじゃ。

山下大輔
なるほど、それはすごいですね!

織田信長
この儲けでわしは一気に天下統一を目指し動き出したのじゃ。

山下大輔

いやー、本当にすごいためになる話をありがとうございました。

最後に一つだけ質問をさせてください。

織田信長
なんじゃ?

山下大輔
もし、明智光秀さんに裏切られて殺されてなかったとしたら、次は何をしていましたか?

織田信長

いい質問じゃ!しかし、やはり貴様はいちいち感に触るな、裏切られた話は余計じゃ。

まぁよい、質問に答えてやろう。だが、その質問はおもしろくない。

もし今の時代にわしがいたら何をするかを教えてやる。

4.インターネット

織田信長
わしなら、インターネットを使う。あれはすごいぞ、あれを使わない手はない。鉄砲どころの話ではない、インターネットはすべてを可能にする、そしてすべてを破壊する力をもっている。

山下大輔
死んでたのに、よくご存知ですね

織田信長

あたりまえじゃ、わしは常に考えておるのじゃ。

インターネットはとんでもないものだ、わしならインターネットを使って、楽市楽座をやる。

インターネットの世界に、もう一つの商売の世界を築くのじゃ。

そして、わしが築いた世界の土地を売るのじゃ。

その世界で賃料をもらう、不動産ビジネスをするのじゃ。

これはすごいぞ!

今商売をしている、商売人に別の世界にさらにもう一店舗お店を出店させるわけじゃ、わかるか?

どうじゃ、こんなすごいことだれが思いつくというのじゃ。

 がははははは

山下大輔
それ、やってる人いますよ。

織田信長
え?

山下大輔

三木谷さんっていう方が楽天市場という名前で、まさに信長様がおしゃったことをやっていますよ。

そして大成功されています。

織田信長
なぬ! 

5.まとめ

 今回は「新しいことをする」ということをテーマに書いてみました。経営学者のピータードラッカーはこんなことを言っています。

『21世紀に重要視される唯一のスキルは、

新しいものを学ぶスキルである。

それ以外はすべて時間と共にすたれてゆく。』

ピーター・ドラッカー

21世紀になりインターネットという新しいものが普及しました。インターネットは、あらゆるものを破壊していく力と、どんなことも可能にしてしまう力を持っています。多くの経営者が、今このインターネットとの付き合い方に頭を悩ませているのではないでしょうか?少なくとも私はその一人です。だからこそ、インターネットを学びます、そして、新しいことにチャレンジします。

なぜなら織田信長はじめ歴史がそれを教えてくれているからです。新しいものの本質をとらえ、それをうまく使うことこそが本当に賢い人のやることであり、逆に新しいことを見誤ったことで、多くの偉人、組織が衰退してきました。

織田信長の生きた戦国時代は先輩後輩なんて関係ない、実力のあるものが勝つ「下克上」の時代でした。そして現在の21世紀も「下克上」の時代だと私は感じています。

今ビジネスの世界では、いち早くインターネットを活用したIT業界の30代、いや20代の人間が圧倒的な勝利を収めています。そして、これからインターネットはIT業界だけのものではなく個店、個人、企業どんな形であれ何かをするに欠かせないものになります。

どんな時代も新しいものが登場する、そしてその新しいものを味方につけたものだけが勝利するのです。

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株式会社アプリクッキング代表取締役社長。 アプリクッキングはアプリ屋さんではありません。アプリを使ってクライアント様と、より良い未来を一緒に創造していくことを目指しています。経営、マーケティングという観点からの記事を主に書いていこうと思います。