アプリ開発でも使えるレベニューシェア!成功させるために必要な情報まとめ

インターネットが普及している昨今、ITサービスをうまく活用して更なる事業成長に取り組む企業が増えています。

しかし、何か新たな事業を始めたいと考えても「いきなり大きなリスクを負いたくない」と考えるのは当然でしょう。

「レベニューシェア」は、費用面のリスクを最小限におさえてサイト構築やアプリ開発を行うことができる方法の一つです。

今回は、アプリ開発でも使える「レベニューシェア」を成功させるために必要な情報をまとめました。

「レベニューシェア」の活用を検討中のかたはこの記事を参考にしてみてください。

1.レベニューシェアとは

レベニューシェア(英: Revenue share)とは、アライアンス(提携)手段のひとつ。支払い枠が固定されている委託契約ではなく、パートナーとして提携し、リスクを共有しながら、相互の協力で生み出した利益をあらかじめ決めておいた配分率で分け合うこと。

出典:Wikipedia

レベニューシェアは、特にWEBシステムやアプリの開発を行なっている企業が利用するケースが多いです。

例えば、ECサイトの構築でレベニューシェアを行う場合、サイトの構築・運用にかかる費用を「受注側」が一部負担、もしくは全額負担し、そのサイト運営で得た収益を「発注側」と「受注側」で分配します。

このようにレベニューシェアを活用すれば「発注側」と「受注側」の双方が持つサービスの強みやノウハウを活かし、共同事業として効率的に収益化を目指すことができます。

 

2.レベニューシェアの成功事例

ここでは、実際にレベニューシェアをうまく活用した事例を紹介します。

大阪の超高層ビル「あべのハルカス」がレベニューシェアでITを調達

参考記事:あべのハルカス、“レベニューシェア”でITを調達 パナソニックISがクラウドサービスとして提供

出典:IT Leaders

あべのハルカスは、入場者ゲートや発券端末などの設備、情報システムの利用料金を入場者数=収入に応じて毎月支払う「レベニューシェア」を活用。

入場者数が少なければ支払額も少なくなる変動費にでき、設備投資や運用の負担、機器の老朽化といったリスクを回避できます。

ハルカスのような大規模プロジェクトでは、内装デザインや館内設備などについてやりたいことが次々に出てきます。初期投資を少なくした分をほかに投入できることに魅力を感じ「レベニューシェア」を活用したそうです。

レベニューシェアの基準はチケットの発券枚数。配分比率は非公開ですが、5年程度の運用費を含めて買取で調達する場合の総費用と、年間の想定来場者数から得られる収入×5年という数字から、チケット1枚当たりのシステム費用(=支払い額)を決めている模様。

どちらかの負担が過大にならないように、来場者数の推移を見ながら1年ごとに見直す契約を結んでおり、Win-Winの関係を築いている良い事例です。

 

3.レベニューシェアのメリットとデメリット

うまく活用できれば、発注側・受注側ともに新たな収益を生むことができてWin-Winの関係を築くことができるレベニューシェア。しかし「収益化できずに失敗した。」なんていう話しもよく聞きます。

レベニューシェアの活用を考えている企業は、まず発注側と受注側それぞれのメリット・デメリットを理解しておく必要があります。

レベニューシェアを成功させるためには「双方がリスクを抱えていること」をあらかじめ理解しておくことが重要です。なので、メリットのみに着目するのではなく、双方のデメリットも事前に確認しておきましょう。

発注側(依頼側)

メリット

  • 初期費用を安くおさえることができる
  • 事業の成長スピードが速くなる
  • 受注側のモチベーションを高く維持できる

デメリット

  • 収益に比例して受注側に分配する金額が増える
  • マーケティング戦略など、運用について受注側と協議する必要がある

 

受注側(制作側)

メリット

  • 継続的な収益を新たに作り出すことができる
  • 受注を獲得しやすくなる

デメリット

  • 事業が成功しなければ十分な報酬を受け取れないリスクがある

 

4.レベニューシェアを成功させるために必要なこと

先述の通り、レベニューシェアには双方にとってメリット・デメリットがあり、簡単に事業を収益化できるわけではありません。

レベニューシェアを成功させるために最も重要なことは、パートナー企業と信頼関係を築き、双方が高いモチベーションで事業の成功を目指すことです。

以下の3点はレベニューシェアの成功に欠かせないことなので、必ず確認しておきましょう。

①事前に契約内容をすり合わせる

どんな事業でも契約内容のすり合わせは基本ですが、レベニューシェア契約の場合は特に細かく確認しておく必要があります。

著作権の有無、収益の分配率の設定など、事業の推移によって揉める原因となりそうな項目に関しては双方の認識を確実に揃えておきましょう。

②役割・責任分担を明確にする

事業を進めるにあたり、双方の役割・責任分担を明確化しなければなりません。

少しでも曖昧な部分があると責任転嫁の原因となり、信頼関係を築くことが難しくなってしまいます。

その上で役割・責任分担した業務バランスにつり合った収益の分配率を定めましょう。

③双方が高いモチベーションを維持できる工夫をする

当たり前のことだと思うかもしれませんが、双方が高いモチベーションを維持するのは案外難しいです。

レベニューシェアの失敗でありがちなのが、受注側が無料で対応するなどして発注側がリスクをほとんど負わない場合です。

一概に無料で対応することが悪いとは言えませんが、やはり双方がリスクを負わないとモチベーションに差が生まれやすくなってしまいます。

信頼関係を築くためにも、何かしら発注側のモチベーションを高く維持する工夫が必要になると思います。

 

5.レベニューシェアで行うアプリ開発

最近は「課金型アプリの開発案件で、受注側が開発にかかる費用を一部負担してアプリの収益を分配する」など、アプリ開発をレベニューシェアで行う企業も増えてきています。

アプリクッキングでもレベニューシェアによるアプリ開発をすることができます。

ユーザーが便利になるアプリ・ユーザーが楽しめるアプリ・社会に貢献できるアプリなど、いろんなアイディアをアプリにするお手伝いができればと思います。

レベニューシェアを使ってアプリ開発を考えているかたは「どのようなアプリを作りたいか」アプリクッキングにご相談いただけると幸いです。

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