「ユーザーにとって何が一番快適かを考えたときの最適解」中部楽器技術専門学校の新しい取組

中部楽器技術専門学校が考えるアプリDX

現在、弊校の競合校が増えてきている背景と、18歳人口が確実に減っており、大学全入時代と言われています。そのような中で、競合校との競争上の優位性を確立しなければいけないと感じてデジタル化を進めないといけないと思いました。

そのため、デジタル技術を活用し、顧客ニーズに合った情報提供を進めていきたいと考えています。

またDXとなると、データ分析などの「マーケティング」に強くなる必要性を感じています。時代に合わせてお客さんの視点が変わっていくので、それに合わせて「マーケティング」も変えていく必要があると思うんです。

生き残っていくためには、新しいことをどんどん取り入れていくことが大切だと考えています。

 

時代の変化に対応していく施策を考えていく中で、なぜ「アプリ」なのか

最初にアプリの話を聞いた時点で「おもしろそうだな」と感じました。

描いているゴールにアプリがツールとしてマッチしそうだと思い、具体的なアプリの活用を考えたらワクワクしてきたんです。

売り上げを上げていく営業活動としては「新規顧客の開拓」「既存顧客の囲い込み」の2つが大切だと感じています。弊校としては、「新規開拓」はホームページが担っていますが、アプリが「既存顧客の囲い込み」の役割を担えると思ったんです。

囲い込みツールを探しているタイミングだったので、チャレンジしてみようと。

アプリであれば顧客ニーズに合ったタイムリーな情報提供ができるし、開封率も高いイメージがありました。

アプリの他にもチャットボットツールなどの話も聞いたんですが、やっぱりユーザーにとって何が一番快適かを考えた最適解がアプリでした。

 

 

中部楽器技術専門学校が抱えていた課題

課題としては、「既存顧客の離脱」がありました。例えば「大学に進路変更する」であったり、「学費が工面できない」など、さまざまな阻害要因によっての離脱があったので、それを阻止したいと考えていました。

正直そこまで離脱の数が多いわけではないんですが、そもそもの募集定員が多い学校ではないので、弊校を知った一人ひとりにしっかりと学校の魅力を知ってもらうことが大切です。

これまでは電話・手紙(DM)・メールでアフターフォローを行なっていたんですが、少し物足りなさを感じていました。

いろんな悩みを持っている人がいるが、それぞれの解決方法は異なります。例えば、学校の様子を知りたい人ならzoomで校内の様子を見てもらうのがベストだと思います。

ニーズは人それぞれなので、その人に合った手段で問い合わせてもらえるようにアプリの下に連絡方法を4つまとめました。

 

 

想像するほど広がるアプリの可能性

弊校のブランドをより強固なものにしていけると思いました。

顧客ニーズに合った情報を提供することで顧客教育を行い、最終的にはファン化していく。そうすればブランド力も高まる。ブランド力が高まればお金が高いから入学しないという発想自体がなくなると考えています。それで離脱はなくなるし、「ここしかない」と思ってもらえれば大学への進路変更もないので、そのレベルまでもっていければいいかなと思っています。

アプリを使って顧客教育を進めれば、弊校へ入学することがステータスとなり、業界で活躍するためには弊校で学ぶことがベストと感じていただけます。

ニッチな業界なので、校内の様子を丁寧に伝えることでイメージが膨らむと思うんです。

 

 

生徒を巻き込んだアプリの運用で"リアル"を伝える

学生からの情報提供を中心に運用を考えています。たとえば、毎日配信する「学生ブログ」や「学生動画」「学生取材レポート」、イベント時に絡めた「クイズ」など、楽しんでいただける話題を配信し、顧客を飽きさせない仕掛けをしていきたいです。

高校生にとって学校の雰囲気が決め手になることが多いです。在学生の様子、講師、設備施設などに関係する情報を定期的に届けたいと考えています。

あとはアプリの機能を活用することでいろいろな施策を試せるのが良いなと思います。

例えば、今はライブラリ機能をInstagram風に活用するなど、弊校の雰囲気を知っていただける取り組みをしているので、これは今後も継続して行なっていきたいです。 

 

「共感型」の現代で、何を一番発信するべきか

やはり顧客である高校生の信念因子として、「在学生の雰囲気を知りたい」が一番にあります。そのため、毎日配信される「学生ブログ」「学生動画」「学生取材レポート」をご覧いただき、雰囲気を知っていただくのが見どころかなと。

これまでの営業は「説得型」だったと思うんですが、今は「共感型」だと思います。高校生に共感を求めた時に、何気ない在学生が発した言葉などを切り取っていくのが何よりも大事だと思うんです。

綺麗に整えたものを見せるのではなく、日常を切り取ってありのままをお見せすることが求められていると感じるので、そこを一番意識しています。

 

 

 

PROFILE
中部楽器技術専門学校は愛知県名古屋市にある専門学校です。
全国から入学者が集まり、東海三県以外からの入学が約 60%を占めます。ピアノ調律師や管楽器リペアマン、ギター・ バイオリン技術者、舞台制作者、イベントスタッフなどを育成しています。

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