【2021年6月30日開催】中部楽器技術専門学校編

2021年6月30日、中部楽器技術専門学校の広報担当主任、田澤様を招いて開催されたアプリ活用勉強会。

アプリを導入することになったきっかけや、田澤さんが考えるアプリの使い方や立ち位置、アプリを取り入れて変わったことや今後の展望など、とても貴重で濃密なお話をしていただきました!

 

今回の記事では、中部楽器技術専門学校の田澤さんによる勉強会のハイライトをお送りしていきます!学校のアプリ運用を考えていらっしゃる方は特に、今回の内容をお役立ていただけますと幸いです。

では早速本編に入ります!

 

 

アプリを導入したきっかけ

広報として「マーケティングオートメーション」を進めていて、お客様のマインドに合わせたコミュニケーションを可能にしていったりとか、良好な関係を構築していきたいなというのが課題で、特に弊校の場合ですとオープンキャンパスに来られた後の接触されたお客様の囲い込みっていうのをしっかりやっていきたいなっというのがあって。

なぜかというと、阻害要因も色々あって、大学との比較とか。アプリを通して学校の入学の確度を高めていきたいなというので、アプリを導入させていただいてます。

お客様の出願までの流れとして、「顧客を生み出していく」「育てていく」「分類管理していく」っていうのがとても大切だなと思っていて、アプリはその3つの中の育てるツールっていうかたちで今は活用させていただいてます。

適切なコンテンツをいれて、タイミングを逃さないように運用させていただいてます。

 

 

アプリを導入するまでに抱えていた課題

実は音楽・楽器の学校ではあるんですけど、比較検討する学校自体が専門学校から大学まで幅広いんです。大学であれば、教育学部だとか。専門学校も子供を中心とした専門学校もですね。そういったところがあって、お客様のペルソナだったり信念因子っていうのは割と広くて、そういった中でアプリを使ってしっかりと囲い込んでいく。

お客様のペルソナとか信念因子をしっかりと掴んで、それぞれの課題を解決をするために、アプリから課題解決策っていうのをご提案していければなと思ってます。

 

 

中部楽器技術専門学校が考えるアプリ活用法 

一番はアプリを使う人がストレスなくっていうところなんですけれども、お客様はほとんどがZ世代なので、Z世代の特徴に合わせたかたちっていうところでしょうね。

今後Z世代とコミュニケーションをしていかないといけないと思っていて、それに欠かせない3つが自分の中にはあるんです。

一つ目は人柄が見えること。簡単にいうと親近感ですね。二つ目は現実味があるということ。簡単にいうと素人感ですね。youtuberみたいな感じですよね。最後は、メッセージ性がある。明確さということになるんですけど、それらをしっかりと伝えていくということですね。

そして弊校のアプリのコミュニケーションを図るものとして大きく3つあって、一つは動画、具体的には学生の動画ですね。学校の雰囲気がわかるように、そこで学んでいる学生の雰囲気がわかるようなショートな動画にしています。二つ目はリアル。それは、学生が毎日配信する学生のブログですね。三つ目はチャット。この3つはしっかりと持って、あとはZ世代の使いやすさっていうのを意識して配置をしています。

 

 

アプリの運用に在学生が参画している理由

アプリのニュース機能を使って、学生ブログをしてプッシュ通知で配信をしています。それをしている理由は大きく2つあって、一つは、Z世代のコミュニケーションにおいて、やっぱり在学生が必要だなと思ってます。

要は、Z世代の課題解決をするには、在学生が担っていくのが一番いいかなと。人柄がみえるにも当てはまるんですけど、共感しやすいということ。現実味がある、メッセージ性があるということ。それらは在学生が担っていけるんじゃないかなと。

二つ目としては、在学生の社会人基礎力も合わせて向上したいなと思ってます。例えば動画であっても、どういった表現がいいだろうかっというのを学んだりとか、日々の学生のブログでも、文章の構成であったりとか要約力であったりとか、そもそもの企画力であったりとか。

そういった社会人として役に立つ力というものも、学生としての学びの中に入れたいなと思ったので。お客様と学生が互いにWinWinになるような運用をさせてもらってます。

 

 

アプリダウンロード促進の取り組みについて

取組としては大きく2つあります。一つ目は資料請求を頂いたかたに広めたりとか、高校訪問に行った時に紹介させていただくっていうスタンダードな方法ですね。

もうひとつについては、アプリ自体の役割を考えてみると、冒頭でもお伝えしたように「育てる」ために使ってます。

やっぱり接触後に使ってもらいたいので、オープンキャンパスに来られたかた全員にダウンロードして頂いてます。

オープンキャンパス自体も、アプリを活用してオープンキャンパスが進んでいく仕組みにしているので、どうしてもダウンロードしないといけないという状況を作る工夫もしていますね。オープンキャンパスにくる方々は元々確度が高い方達なので、しっかりとダウンロードしてもらい、アプリから情報を提供させていただくという方法をとってます。

 

 

今後の展望

今考えているのは、MAをする際の3段階の流れの中で、現在は「育てる」、つまり囲い込みをするツールなのですが、次は、学びができるようにしたいなと思っています。

現在は、課題解決ツールとして情報提供をして、それぞれ課題を解決して頂いているんですけど、もう少し双方向、2Wayのやりとりもしていきたいなと考えています。

例えば楽器により興味を持って頂いたりだとか、業界自体に興味を持っていただくために学べるような場を作っていく。例えば、学生たちが企画提案した楽器の秘密だったり雑学をだしていったりだとか、学校というよりもう少し大きな、「音楽」「楽器や業界」といった魅力を届けたいなと。

最終的にはそこで活性化できたものを、進路選択の場という形で進めて行けたらなと。より職業観をつけてもらうような、進路をしっかり考えてもらえるような、そういった取り組みをしていきたいなと思っています。

 

 

田澤さんが考えるアプリとSNSの違い 

2つ側面があると思っていますね。1つはこちら側の視点で、3ついいなと思うことがあります。一つは一斉配信ができるということ、あとはローコストということですね。一番はプッシュ通知ができるっていうのがアプリの優位性かなと思ってます。

2つめの側面で、お客様目線で考えた時に、SNSの場合は拡散機能で意図しない情報流出っていうのはあり得ると思うんですよね。LINEでも情報流出があったように、そういったリスクっていうのがあると思うんですよね。逆に言えば、アプリはそういったリスクは少ないと思っています。

なので、こちらの目線ではプッシュ通知で、お客様目線でいうと、情報流出を抑えることができるっていうところかなと。そういったところをきちんと伝えていくと、アプリの優位性っていうのは出てくるのかなと思います。

 

 

 

アプリの運用で意識していること 

基本的には、お客様視点っていうのを必ずもつっていうことですよね。お客様のマインドフローがあるので、「今どの段階だ」「だからこういったものを提案しないといけないんだな」っていう感じで、必ずお客様の視点に立って、その課題をいかに解決していけるか。もちろん合理的・効率的にっていうのも考えますけど、一番はお客様がしっかり課題を解決してもらえること、その方法が合理的であればなおいいですよねっていう考えでやってます。

  

 

Q&A

Q:アプリで配信している「学生ブログ」について、生徒様からなにか声を頂くことなどありますか?

 

A:

アプリだからという感じでやっている取り組みではなくて、もともと社会人基礎力をあげるというのを広報として独自でやってたんですよ。その取り組みの一つがアプリなんですけど、たとえばオープンキャンパスで、お客様のアテンドをさせていただいたりとか学校の授業でレポートをかいたりとか、そういうのを通して、社会人基礎力をあげていきましょうという取り組みで、アプリはそのひとつなんですよね。

なので社会人基礎力は必須としている人たちなので、なんでも意欲的にチャレンジしようという意志は強いですね。

 

 

Q:オープンキャンパスでのアプリの使い方は具体的にはどういったことをしていますか?

 

A:

タイムテーブルもそうですし、学校の紹介も動画にして全てアプリからみれるようにしたりとか、各種資料も全てアプリから自分が欲しいものだけダウンロードしてもらっています。

オープンキャンパスに来られる方も確度が高い方がいる一方で、なんとなく興味本位で来られるかたもいるんですよね。そういう方々に資料を渡したところで、その方々にとっては必要ない場合が多いと思っています。

本当に必要な人が、必要なものだけダウンロードしてもらうっていうほうが、お客様にとってもストレスがないっていうのが正直ありますし、実際にそういう声も聞きますね。

動画も自分が見たい時に見直すことができますし。なので資料や動画はできる限りアプリに格納して、自分が必要なものだけダウンロードしてもらうっていうかたちで使っています。

 

 

Q:田澤さんが将来的に考えるアプリの使い方があれば教えてください。

 

A:

アプリで職業観をつけていただけたらいいのかなと、自分がワクワクするような進路っていうのはすごく期待がもてますし、「こんな業界なんだよ」っていうのをわかってもらえるような、そういった「進路選択ができる場」を作っていきたいなと思ってます。

在校生をみているとやっぱり課題っていうのがあって、勤労観っていうのが薄くなってきていると思うんですよね。まあそこまでは、入り口の役割をしている広報としては難しいなと思っているので、できることとしては、しっかりと「職業観」っていうのをつけていただいて、より業界に期待をもった状態で入学してもらうことかなと考えています。そうすることで、教職員も「勤労観」っていうところの指導はしやすいかなと。

そうなると、社会人になって「仕事をやり抜く力」というのもついてくるかなと思うので、そういった「職業観」がつけるツールに将来的にしていきたいなとは思います。

 

 

Q:アプリを取り入れられた前後で、生徒様が変わったことなどなにかありましたか?

 

A:

すごく抽象的にはなるんですけど、「自己理解」が進みましたね。やっぱりお客様の視点にたって文章を考えたり、どんな写真がいいかも考えたり。

ターゲットはほとんどZ世代の高校生なので、そういったお客様に伝えるにはどういった表現がいいかとか。そういうことを考えていく中で、自分の得意分野もわかっていくんですよね。

例えば、自分は写真の撮り方、写真での表現方法が得意だなとか、だけど語彙力は足りないなとか。そういう取り組みを重ねる上で、自分ができることできないことがわかってくるんですよね。それが将来的に就活をしていく中での自己分析の部分んで繋がるかなと思ってます。

 

 

最後に

最終目標としては、お客様がワクワクするようなものを作るっていうところなのですが、育てるっていうのは何かというと「顧客教育」に繋がっているんじゃないんかなと思っています。

弊校の業種としてニッチなところでポジショニングをしていく必要があるなというのは前々から考えていて、そういったときに何を目標にするってなったときに、スターバックスが浮かんできたんですよね。

スターバックスのポジショニングは面白いなと思っていて、スターバックスでコーヒーを飲むステータスみたいなのを学校にも取り入れていきたいなと。スターバックスはお客様も教育されていきますよね。コーヒーに詳しくなっていく、そしてそれをどんどん周りにしゃべりたくなっていく。スターバックスにいることが、一種、コーヒー好きのステータスなんだ。みたいな感じです。

そういう学校のポジショニングをしていきたいなと思っていて、そうなってくると、「顧客教育」をアプリでしていけたらと。

あとは、この学校であれば、「楽器について学ぶ」、「それを人に話したくなる」、このサイクルが生まれるようなことをしていきたいですね。

 

 

PROFILE
中部楽器技術専門学校は愛知県名古屋市にある専門学校です。
全国から入学者が集まり、東海三県以外からの入学が約 60%を占めます。ピアノ調律師や管楽器リペアマン、ギター・ バイオリン技術者、舞台制作者、イベントスタッフなどを育成しています。

 

 

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